セクハラになるポイントを教えてください

セクハラになるか/ならないかは、いくつかの判断ポイントがあります。

1.された側がどう感じるかでセクハラかどうか決まります。

する側はそんなつもりがなくて、される側が不快に感じたらセクハラです。人によって感じ方も違いますし、お互いの関係によっても変わってきます。ここからはセクハラだが、ここまでは大丈夫と一律に線引きすることはできません。

例えば・・・

  • 軽いボディタッチ
  • 職場の肌の露出が多い女性のポスター
  • 褒めているつもりの言葉「今日は肌のつやがいいね。彼氏ができたの?」
  • 「おばさん」という呼び方

嫌だと言われたら「なぜ嫌なんだ」と思わず、その人にとって嫌なのだと受け入れて、これからはその行為を行わないことが重要です。

2.必ずしも嫌だと言えない場合もあります

見ず知らずの相手なら思い切って嫌だと拒絶できる場合でも、明日からも職場や大学で顔を合わせなければならない人と気まずくなりたくないと思うのは自然なことです。
また相手との力関係があり、相手を怒らせたらどんな仕返しをされるか分からないから、怖くて逆らえないという場合もあります。さらに自分が被害にあったことを誰にも知られたくなくて、相手の言いなりになってしまうこともあります。

3.業務時間外や職場外(キャンパス外)でもセクハラになり得ます

被害にあった場所がたまたま職場外やキャンパス外であっても、仕事や大学における人間関係のもとで、被害がおこっているなら、職場や大学でのセクハラと言えます。

4.正社員だけではく、非正規、パート、男性も対象です。

セクハラは女性同士、男性同士、女性から男性への被害もあります。またセクハラの加害者には、取引先や顧客、患者や学校における生徒などもなり得るのです。

5.強姦や強制わいせつもセクハラです。

強姦罪や強制わいせつ罪に問われるような場合、犯罪でありセクハラではないと思われることもあります。確かに犯罪行為ですが、職場や大学などの人間関係の中で起こった場合にはセクハラとして対応することも必要となります。

出典:「セクハラ相談の基本と実際」周藤由美子 新水社 2007